40代・50代からピアノを始めるのに遅くない?10年以上弾いてきた経験者が答えます

40代からピアノを始めるのって、もう遅いですよね?

ピアノが弾けるということを周囲の人に話をすると、こういう質問をよく受けます。私は幼稚園の頃からピアノを始め、10年以上習い続けました。その立場から聞かれるのだと思うのですが、毎回「全然遅くないですよ」とお答えしています。これはリップサービスではなく、本心からそう思っているんですよね。

ただ、「遅くない」と言うだけでは納得できないと思うので、なぜそう言えるのか、具体的にお伝えしていきます。

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練習曲リスト

番号 曲目 作者
1 第九 歓びの歌 ベートーヴェン
2 組曲惑星より ジュピター ホルスト
3 別れの曲(練習曲作品10の3番より) ショパン
4 なごり雪 伊勢正三
5 遠き山に日は落ちて(交響曲第9番第2楽章より) ドヴォルザーク
6 いい日旅立ち 谷村新司
7 トルコ行進曲 モーツァルト
8 結婚行進曲 ワーグナー
9 ガヴォット ゴセック
10 クシコスポスト ネッケ
11 メヌエット ベートーヴェン
12 主よ人の望みの喜びよ バッハ
13 アヴェ・マリア カッチーニ

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「子どもから始めないと無理」は、プロを目指す話

ピアノは早く始めるほど有利、という話は事実です。特に指の柔軟性や音感の形成という観点では、幼少期から始めることにアドバンテージがあります。

ただ、これはコンクールで入賞したい・演奏家として生計を立てたいという場合の話です。

趣味として好きな曲を弾きたい・ピアノを楽しみたいという目的であれば、年齢はほとんど関係ありません。

私の知人で50代からピアノを始めた方がいますが、2年ほどでショパンのノクターンをゆっくりと弾けるようになっていました。本人は「うまいとは言えないけど、弾いているときが一番楽しい」とおっしゃっていて、それがすごく素敵だなと思いました。ピアノの楽しさは、演奏レベルだけでは測れないんですよね。

大人がピアノを学ぶことの、正直なメリット

「なぜそうするのか」がわかる

子どもの頃にピアノを習っていると、先生に「ここはpiano(ピアノ)で弾いて」と言われても、正直あまり意味がわかっていませんでした。「小さい音で弾く」というのはわかっても、その曲の文脈でなぜ小さく弾くのか、どんな気持ちを表現しているのか、子どもにはなかなか実感できない。

大人になると、人生の積み重ねがあるぶん、音楽の感情表現がわかります。悲しみ、喜び、高揚感、懐かしさ。それらを体で知っているからこそ、大人が弾くピアノは子どもとは違う味わいが出せます。これは子どもが絶対に持てない、大人だけの強みです。

練習の仕方を自分でコントロールできる

私が子どもの頃は、正直、先生に言われた通りに弾くだけで精一杯でした。「なぜこの練習をするのか」を考える余裕もなかったし、効率的に練習するという発想もなかった。

大人は違います。「この部分が弾けないのは、なぜか」と論理的に考えられます。「テンポをゆっくりにして右手だけ練習してみよう」「左手のリズムを先に安定させてから合わせよう」といった段取りを自分で組み立てられる。これは学習速度に大きく影響します。

目的意識が明確

子どもの頃は「親に習わせられているから通っている」という面もありましたが、大人になってから自分の意志でピアノを始める方は、目的がはっきりしています。「ずっと弾きたかった月光ソナタに挑戦したい」「老後の趣味として何か楽器を習いたかった」「子どもと一緒に弾ける曲を覚えたい」など。

明確な目標があると、練習が辛いときも乗り越えやすくなります。「なんとなく続けている」ではなく、「この曲が弾きたいから練習する」という動機があることは、継続にとって非常に大きなアドバンテージです。

大人が直面しやすい壁と、その乗り越え方

「指が言うことを聞かない」問題

大人になってからピアノを始めた方が最初に感じる壁は、「頭でわかっているのに指が動かない」という感覚です。これは私も、ブランクを経てピアノを再開したときに感じました。

子どもの頃の感覚ではすぐ動いていたはずの指が、なかなか思い通りに動かない。これは年齢のせいというより、指の動きの「回路」が錆びているような状態で、毎日少しずつ弾くことで確実に戻ってきます。焦らずに、ゆっくりしたテンポから始めることが重要です。

「なかなか時間が取れない」問題

仕事・家事・子育てと、大人の生活は忙しいですよね。「毎日30分練習しよう」という目標を立てても、現実には難しいことが多い。

私が思うのは、毎日15分でも10分でも「ピアノの前に座る」という行動を習慣化することが一番大事だということです。完璧な練習時間を確保しようとするより、短い時間でもとにかく毎日続けることのほうが、指の感覚の定着という意味では効果があります。

「子どもと比べて上達が遅い気がする」問題

これは正直に言うと、ある程度事実です。子どもは新しい動作パターンの習得が大人より早い傾向があります。ただ、だからといって大人の上達が「遅すぎる」かというと、そうではありません。

大人のペースで、大人なりの上達があります。子どもと比べるのではなく、1ヶ月前の自分・半年前の自分と比べることが大切です。必ず弾けることが増えています。

脳への効果も、40代・50代から始める理由になる

ピアノを弾くという行為は、楽譜を読む(視覚)、音を聴く(聴覚)、両手を別々に動かす(運動)を同時に行う、非常に複合的な脳への刺激です。複数の研究で、楽器演奏と認知機能の維持・向上に関連があることが示されています。

純粋に「弾けると楽しい」という理由だけでも十分ですが、脳の健康という観点でも、40代・50代から楽器を始めることには意義があります。

「今」が一番若い!

40代・50代からピアノを始めることは、遅くありません。子どもと同じ上達速度は期待できなくても、大人にしかできない表現の豊かさと、大人だからこそ続けられる目的意識があります。

「やってみたい」と思ったその気持ちが、一番の財産です。10年後に「あのとき始めてよかった」と思えるかどうかは、今日始めるかどうかで決まります。今日が一番若い日です。

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ずっとピアノを弾きたいと思っていました。特にソロピアノに憧れていて、みんなが知っているような曲をピアノで弾けたらどんなにかっこいいかと思い続けていました。しかし、教室に通っても短時間のレッスンだと上達する自信がありませんでした。 30日でマスターするピアノ講座は、ピアノを弾くために必要な知識もビデオで学べますし、自分が弾けるようになりたいと思っている曲を先生が弾いてくれるので、その指使いをそのまま真似をして反復練習。 楽譜が読めない私にとっては一番良い練習方法だと思いました。悩むことはなくただ先生の指を真似して同じ音を出すのだと集中して練習に励めるので、30日でピアノが弾けるということも納得です。

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